皆さん、こんにちは!GoGoGo Fishing のNABUです。
今日は、シマノのコスパ最強リールとして名高い「ナスキー」の新型モデルについて、日本よりも一足早くオーストラリアからお届けします!日本ではまだいつ発売されるか不明(もしかしたら2026年になるかもしれません)ですが、こちらオーストラリアではすでに発売されました。

早速ですが、この新型ナスキーを実釣で使い倒し、その進化と真価を徹底レビューします!結論から言うと、これは本当に「エントリーモデルと思えない」仕上がりですよ!
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1. 新型ナスキーの注目すべき進化ポイント
私が今回使用したのは3000番(PE 1.5号を巻いています)です。旧モデルの21ナスキーから比較すると、特に大きな進化が3点見られます。
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① 待望のワンピースベール採用!
21ナスキーの時に一部で指摘されていた「ワンピースベールではない」という点が、今回ついにワンピースベールとして採用されました。これはラインへの干渉を減らす上で非常に大きな改良です。

② ラインラブル激減!アンチツイストフィン搭載
上位機種にはすでに搭載されていることが多い「アンチツイストフィン」が、ナスキーにも採用されました。これによりラインが暴れるのを抑え、ライントラブルを軽減してくれます。

③ トルク感が向上!インフィニティドライブ採用
そして最も注目すべきは「インフィニティドライブ」の搭載です。これにより、トルク巻き上げが非常に良くなっている、というのがシマノの謳い文句です。

【外観について】
外観は、ゴールドでもシルバーでもなく、銅(ブロンズ)が混ざったような色合いです。全体的に渋くてかっこいい印象で、比較的に安価なリールですが、安っぽさは感じません。

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2. 実際に使ってみた!巻き心地とトルクの正直レビュー
今回、ロッドはクロスライド 5Gの1002 MLSJに合わせ、ルアーはリトルジャックさんのメタルアディクト02のリボンブレード付き(40g)を使用して実釣を行いました。
① 巻き心地は「滑らか」を超越!
まず感動したのが巻き心地です。正直、ナスキー程度のランクのリールで、これほど滑らかな巻き心地だとは昔では考えられないレベルです。下級機種とは思えない巻き心地で、とても良いです。特に大昔の17ナスキーと比較すると、雲泥の差があります。
これから釣りを始める初心者の方にとっては、一切文句のないリールだと断言できます。
② 上位機種と比較すると「重さ」を感じる場面も
巻き心地は滑らかであるものの、負荷がかかった際の巻き上げ力については、少し重たい感じがしました。
この日は水深15m、40gのルアーを使い、潮が結構効いていたため、巻き上げる際に若干重い感覚を覚えました。これは上位機種(例えばツインパワーや23ストラディックなど)と比べると、軽く巻ける感覚ではない、ということです。
③ 重さの原因は「ボディ剛性」か?
インフィニティドライブが搭載されているため、本来なら「滑らかで強い巻き」が実現しているはずですが、負荷がかかった時に重く感じる原因として、ボディの素材が影響しているかもしれません。
新型ナスキーのボディはアルミニウムでもCI4でもなく強化樹脂のため、負荷がかかった際にボディがわずかにたわみ、それが「重さ」として伝わってくるのではないかと個人的には感じました。この使用感は、23ストラディックとは少し違う印象、比較的アルテグラに近いのかな、という印象です。
④ ドラグ性能について
PE 1.5号でのファイトに備えてドラグは緩めに設定していましたが、ドラグが「ジリジリ」と出る感じは悪くありません。ドラグは、デュラクラスのワッシャーは使用していないようですが、クロスカーボン使用しています。意外とスムーズにラインが出ると感じました。昔のリールと比べると、最近の普通のドラグ性能は十分良いと言えます。
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3. 【釣果報告】3000番で魚とのファイトは?
26ナスキーを使っての釣果ですが、マゴチと、ヒラメ系。
普通にいろいろな魚種を釣るのに、全く不安はありませんでした。まだ、青物をかけていませんが、16ナスキーで75㎝の青物、21ナスキーで74㎝の青物が釣れています。(共に5000番)この新型26も過去のタイプより悪くなっていることは考えられないので、不意の大物、青物を含む、ライトショアジギングをする上では十分な性能を持っていると言えるでしょう。


4. まとめ:新型ナスキーは買いなのか?
新型ナスキーは、巻き上げ力のトルク感で上位機種に一歩譲る部分があるものの、この価格帯でインフィニティドライブ、ワンピースベール、アンチツイストフィンが搭載され、これだけ滑らかな巻き心地を実現しているのは驚異的です。
• 初心者の方:間違いなくおすすめできます。全く不満なく始められるリールです。
• 中上級者の方:予備やサブのリールとして、またはライトな釣りに使うには全く問題ありません。
耐久性については、高価格帯のリールとは素材が違うため、長く使った時にどうなるかは検証が必要かもしれませんが、通常の使用においては非常に満足度の高いリールであることは間違いありません。
日本での発売時期はまだ未定ですが、海外モデル(FD表記)と日本モデルは、機能的には同一のものになるだろうと私は予想しています。ぜひ日本での発売を楽しみに待ちましょう!
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