メジャークラフトから発売されているコスパ最強ショアジギングロッド
クロスライド 5G シリーズ 962MH に関する使用感 大型青物とのファイト経験を元に
進めていきます
メジャークラフト クロスライド 5G XR5-962MH 【個別送料品】 大型便
962MHのスペック
9 6 2 MH
9.6ft 2本継ぎ MHクラス
キャストウェイト 40g～80g
PEライン #1号～#3号
重量 205g（私の実測）
80g のジグまで投げれて 205g は驚異的
長時間投げ続け、しゃくり続けるショアジギング
軽さは正義とも言われていますが。。。
強さは大丈夫なの？
軽くて強いなんてそんな都合良いロッドなんてあるのかな？と思いますよね！？
論より証拠
ロッドの材質や製法など 論 は後にして 論より証拠で実際私がこの5G 962MHでの青物との対戦の模様 証拠 を先にお話しします。
青物とのファイト
87㎝ 6.6㎏ ヒラマサ編
場所 内湾の小磯 手前は潜られれば根に擦られてやられる場所
ロッド クロスライド5G XR-5 962MH
リール 21ツインパワーSW 5000HG
ライン PE#3 / リーダー NANODAX 70lb
ルアー ジグパラスロー40g ゼブラグロー
だいたい50m先のボトム スロージギングの様にボトムでチョンチョンとしては、テンションフォールかフリーフォール
ボトムでチョンチョンの時にHIT!!
青物の根に潜ろうとする強烈な突込み
ドラグは設定何キロか測ってはいませんが、手で強く引っ張ってジリっとわずかに出るくらいの設定です
まだボトムの方で距離も40m先くらい
ポンピングで上げていきますが、魚は右へ右へと
右手前には水中の荒い岩の根が 魚はそこに近づき
危険な状態
今までにあまり体感したことないくらいの恐怖を覚える走りが
正直このサイズはこの竿で主導権を取って戦えませんでした
もちろん私のファイトも素人と言うのもありますが
苦肉の策でベールをオープンにして魚を沖に出します
沖に行くか完全に根に潜るかは一か八かですが
ベール開放しなければ90％根に擦られてラインブレイクで終わっていたと思うので
サミングしながらラインを出していき
私も右の方の移動します
運よく魚は沖の方に出てくれて自分もファイトしやすい場所に移動できたので
ファイト再開
魚も弱ってきているのもありますが、かなりの重量かつ
時々やはり根に突っ込もうとします
再ファイト後は比較的この魚をコントロールして上げて来れた感じはします
なんとか無事ランディングできました
87㎝ 6.6kg 戦のロッドの総評
結論は MHでは87㎝ 6.6Kgのヒラマサは正直 真っ向勝負は厳しい と言う所です
もちろん個体にもよりますし、アングラーのファイトの仕方によりますが
MHは岩場でこのサイズのヒラマサは突込みさせないほどのパワーある設定ではないと思うので
普通の素人アングラーで上げれる確率は30％くらいかなと感じました
私は1度ベールを開放して魚を沖に出してと言う策を運良く取れましたが正直これも運任せ
本当にいろいろ条件が重なって本当に運よく捕れた1本でした
ただしこのMHのファイトで感じた竿の良さは
粘り強い 相手が想定以上でも 激しい突込み以外は 上げて来れる強さを感じました
MHクラスでは強い方
205gくらいのロッドでは、最強と言っても過言ではない気がしています
※この時の動画はこちらです※
76㎝ 3.5Kg ヒラマサ戦
場所 堤防（手前には少し根がある）
ロッド クロスライド5G XR-5 962MH
リール 21ツインパワーSW 5000HG
ライン PE#3 / リーダー NANODAX 70lb
ルアー 撃投ジグ ウルトラスロー40g ピンク
だいたい80m先のボトム スロージギングでボトムでチョンチョンとしては、テンションフォール
ボトムからのチョンチョンでHIT!!
かなり遠い所のヒットでボトムなので 竿のパワーにかかわらず
コントロールは難しめ 右へ右へと魚は移動
私も合わせてかなり右まで移動
魚のサイズは大きめと感じています
移動しながらのポンピングであまり上げて来れずラインが根に接触している感覚を覚え
今回も念のため ベールを開けてライン開放
人によっては上げて来れたかもしれません
ファイト再開
右往左往させられましたが上げてこれ
ロッドの粘り強さを感じます 205ℊの竿とは思えなかったです
無事ランディング
実際、外海の磯でしかヒラマサに遭遇することはなかなかないのが現実かもしれません。
イメージとしてはMHは、あくまでも内湾や足場の良さそうな場所でブリまで上げれるという感覚です。
それ以上、もしくはガチな磯用には、クロスライド５Gシリーズの中ではHかHHが良いと思います。
※この時の動画はこちらです※
ファイト感の総まとめ
軽さ、高スペック、コスパなどを総合的に、内湾や堤防用の中でMHは軽くて最強ロッドと言えると個人的には思っています。 70㎝以下の青物や青物ではない中型大型魚も問題なく戦えると思います。
5Gの何がすごいのか？
最大の良さは2つ
１ 素材
東レの最新技術 T1100Gカーボン 採用
※メジャークラフトHP参照
東レのT1100Gを使っている他のメーカーが出しているロッドは多々あります。
では、クロスライド5Gは何が良いのか？
高性能で値段が安い つまりコスパ最強と言う事だと思います
安いから、弱いのでは？問題があるのでは？など考えがちですが、素材は宇宙工学にも使っている東レのT1100
製法もむしろ良いです。
ではなぜ安いのか？ それはメジャークラフトさんにしかわかりませんが、想像できるのはロッドを出しているメーカーすべてが自社でロッドを作っているわけではなく、そんな中メジャークラフトさんはベトナムに自社工場を持っており、かなり前からその体制で製品を出しているようです。良いものを安く出せる企業努力の集大成 なのかもしれません。
２ 製法
従来製法のカーボンテープを多方向に巻き付け補強するものと違い、ブランク自体をカーボンシートで構成する製法。
※メジャークラフトHP参照
この作りが各ロッドパワー区分ごとのそれぞれ最強のロッドに仕上がっている理由だと思われます。
ルアー重さ毎のキャスト感（検証）
実際にいろいろな重さのメタルジグや、ルアーを投げてみました。
合わせたリールは21ツインパワーSW 5000HG PE #3 Leader 70lb
ちなみにメーカー表示の適切なルアーキャストウェイトは60g±20g（40g～80g）
実際どうなのかやってみました。
検証で投げたルアーと感想は以下の通り。
32g ジグパラTG
キャスト時 重みを乗せてキャストする感覚が乏しい ベストなキャストがしにくい もちろん投げれます
操作感 問題なし ボトムチョンチョン着底感覚あり
40g ジグパラショート
キャスト時 重みをしっかりとは乗せて投げれない感じ もちろん問題ない範囲
操作感 問題なし
60g ジグパラショート
キャスト時 しっかり重みも乗って投げやすい ベストな気がします
操作感 全く問題なし
80g ジガロQR
キャスト感 不安なく思いっきり投げれます
操作感 問題なし
モンスターショット95 40g
キャスト感 普通に投げれます
操作感 問題なし
モンスターショット125 60g
キャスト感 とても投げやすいです
操作感 問題なし
スロージグ ジグパラスロー50g
キャスト感 投げやすいです操作感 ボトム着底もわかりやすく全く問題なしです
という事でベストは50g 60gあたりで80gも遠慮なく投げれます。
40g30gも投げれますが60gほど快適ではない感じです
合わせるリール
私の持っているリールでの合わせ感 ※私の主観です
23 エアリティ D5000CXG 自重205g
ロッドとリールの重さが全く一緒
良くある上方向に竿先を上げるワンピッチジャークばかりやる時には、少し先重り感があって長時間は疲れやすい印象です。
私の良くやるクセの方に竿先を上にあまり上げない横シャクリのワンピッチや、ただ巻きを多く混ぜる釣りでは問題なく、総重量が軽く楽
17 ツインパワーXD C5000XG 自重300g
上方向に竿先を上げるワンピッチジャークをずっと長い時間やるには、リールの重さがもう少しあると良い と思う人もいると思います。
個人的にはそんなに問題ないです。
21 ツインパワーSW 5000HG 自重415g
ワンピッチジャークしやすく、バランスも良いと思います。
20ストラディックSW 6000XG 自重430g
ワンピッチジャークしやすく、バランスも問題ないと思います。
クロスライド5Gのバリエーション
ライトショアジギング
- XR5-942ML/LSJ 9.6ft ルアー 15g - 40g
メジャークラフト クロスライド 5G XR5-942ML/LSJ 【個別送料品】 大型便
- XR5-962M/LSJ 9.6ft ルアー 15g - 50g
メジャークラフト クロスライド 5G XR5-962M/LSJ 【個別送料品】 大型便
- XR5-1002M/LSJ 10ft ルアー 15g - 50g
メジャークラフト クロスライド 5G XR5-1002M/LSJ 【個別送料品】 大型便
ショアジギング
Medium
- XR5-962M 9.6ft ルアー 20g - 60g
メジャークラフト クロスライド 5G XR5-962M 【個別送料品】 大型便
- XR5-1002M 10ft ルアー 20g - 60g
メジャークラフト クロスライド 5G XR5-1002M 【個別送料品】 大型便
Medium Heavy
- XR5-962MH 9.6ft ルアー 60g ± 20g
メジャークラフト クロスライド 5G XR5-962MH 【個別送料品】 大型便
- XR5-1002MH 10ft ルアー 60g ± 20g
メジャークラフト クロスライド 5G XR5-1002MH 【個別送料品】 大型便
Heavy
- XR5-1002H 10ft ルアー 80g ± 20g
メジャークラフト クロスライド 5G XR5-1002H 【個別送料品】 大型便
Heavy & Heavy
- XR5-1002HH 10ft ルアー 100g ± 20g
メジャークラフト クロスライド5G XR5-1002HH (ショアジギング)(大型商品A)
まとめ
高性能 コスパ最強 クロスライド 5G
その中の962MHについての細かいインプレでした。
中型青物までの内湾や堤防の釣りでは軽く強く最強の印象です。
もちろん大型青物がかかった時も対応できなくはない粘り強さは持っていると思います。
個人的な事ですが、私がよくするライト～ショアジギングにちょうど良いメインの竿になっています。
年齢時にも重くないタックルと言うのも意識しているのでなおさらです（笑）
ここまでお付き合いありがとうございます。また、他の記事でお会いしましょう！
NABU
※MH総まとめの動画はこちらです※