
2026年に発売が予定されているDAIWAの注目のフルメタルリール。
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【26年2月入荷予定/ご予約受付中!】ダイワ スピニングリール 26 セルテートHD LT5000D-CXH 価格:76120円 |
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実際手にしてみた感想含め「26セルテートHD」セルテートの歴史と今回の「アルミローター復活」中心に、釣り好きの皆さんにわかりやすく解説します!

1.最大の特徴
なんと言っても最大の特徴は フルメタル

セルテートなどDAIWAのリール最近、フルメタルボディ(アルミ)にローターがZAION(高剛性カーボン含有樹脂)と言うのが今までの流れでした。

※↑↑ 24 セルテート
それが今回 フルメタルボディ+アルミローター つまりフルメタルになって登場しました。

※26 セルテートHD
2. 「フルメタル」がもたらす圧倒的な恩恵
実際に触ってみると、その剛性感は圧倒的です。
たわまない安心感
指で押しても全くたわまないほど頑丈で、まさに「最強の小型汎用リール」と呼べる仕上がりです。正直小型汎用リールとは思えない丈夫さを感じました。

高負荷への対抗力
金属はたわまない分、負荷がかかった瞬間からダイレクトに力強く巻き上げることができます。
即、力が伝わる

フッキングパワー増強(8%) (対 CERTATAE LT)

過酷なシーンで活躍
深場での釣り、潮の流れが速い場所、重いメタルジグを投げるシーンなど、軽量リール(エアリティなど)では「巻きが重い、パワーが足りない」と感じていた場面で真価を発揮します。

新しく発表された26セルテートHDとSW(8000~)の実際手にした映像 私のYOUTUBEです。
3. セルテートの歴史 ローター素材の変遷:なぜ一度は金属をやめたのか?
セルテートの歴史を振り返ると、ローター素材は時代のニーズに合わせて進化してきました。
2004年2005年(初代誕生)
2004年,2005年に登場した初代セルテート,セルテートHDは、剛性を重視した金属ローターを採用していました。


※左2004 セルテート 右2005セルテートHD
2013年〜
その後、ダイワは「ザイオン(高密度カーボン樹脂)」などの非金属素材へシフトします,。その最大の理由は**「軽さと操作性(低慣性)」の向上**です。

◦ 金属は強い反面、どうしても重くなり、回転の慣性が働いてしまいます。
◦ 「ピタッと止める」「繊細に動かす」というルアーフィッシング特有の操作性を追求するため、軽くて慣性が働きにくい非金属素材が長らく主流となっていました。
4. なぜ今、再び「アルミローター」を実現できたのか?
今回の26セルテートHD(3000番〜5000番)で、待望の**「フルアルミ(モノコックボディ+アルミローター)」**が復活しました。なぜ、かつて操作性のために諦めた金属ローターを、再び採用できたのでしょうか?
2004年 エアドライブローター
その鍵は、2024年に登場した**「エアドライブローター」の技術にあります。球体から切り出したような特殊な形状により、ローター自体の低慣性化が飛躍的に進みました。


この技術向上によって、ならなる低慣性を実現しました。
>>> 小型番手であれば(SWでなければ) ローターを金属にしても低慣性を維持できる可能性が出ます。
2006年 可能性を実現に
2026 セルテートHD として金属ローター+金属ボディのフルメタルリールが誕生します。
「金属製であっても、ザイオン製に引けを取らない軽い操作性」**を実現できるようになったのです。
つまり、「金属の強さ」と「樹脂のような軽快な回し心地」の両立が可能になったことが、今回のフルメタル化の決め手です。
5. ラインナップ
HDの番手です。

5000番クラスは「重さ」で選ぶ楽しさも
今回のHDモデルでは、特に5000番のラインナップが興味深いです。
• 5000D(標準ボディ): 重さ305g超。剛性を極めたい方に。
• C5000(コンパクトボディ): 重さ260g。軽快さを維持したい方に。 この45gの差をどう捉えるか、自分の釣りのスタイルに合わせて選べるのが魅力です。
【予約品】 ダイワ スピニングリール 26セルテートHD LT3000-XH 【2月中旬頃発売予定 ※他商品同時注文不可】 価格:72160円 |
まとめ
26セルテートHDは、かつての金属の剛性を最新技術「エアドライブローター」で磨き上げた、まさにセルテートの理想形とも言えるリールです。
このリールの進化を例えるなら、**「軽量化に成功した最新のパワー重機」**のようなものです。かつての金属リールが重くて力強いだけの古い重機だったとすれば、新型HDは最新の設計技術で贅肉を削ぎ落とし、素早い動きと圧倒的な破壊力を両立させた、釣り人のための快適な道具へと進化を遂げたのです。